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1)RG社(東京都)
RG社は創業当初は不動産仲介や建売住宅の販売などを手がけていましたが、震災の影響で建売住宅販売が不調となり強い危機感を抱き注文住宅事業に参入しました。当初はローコスト住宅の請負が中心でしたが、消費税増税の駆け込み需要をとりこもうと無理に棟数を取りにいき資金繰りが苦くなる状況にも見舞われました。件数重視で業績を作るローコスト住宅会社から「自社独自の強みを持つ」住宅会社になるためのヒントを求めている時に出会ったのがR+houseでした。
加盟してしばらくのこと、「良い仕組み」さえあればそのうち売上もついてくると思っていたため、目先の売上欲しさのローコスト住宅販売をやめていなかったことで社員の動きが鈍りました。自から求めて得た「武器(強み)」を自分で活かせていませんでした。経営者として併売をやめる決断をしR+houseに専心した結果、今年度は年間60棟を狙える位置まで来て、地域でも高性能デザイン住宅の会社という認知を少しずつ獲得できるようになりました。
2)RK社(愛知県)
RK社は製材業から始まった会社で地産材を使った住まいの提供に独自性を持っていました。R+houseに加盟する以前の年間受注ペースは10棟弱、実質的に一人で受注しプランを書いているような工務店でした。売上規模や粗利の低さなど事業生産性の低さが課題でした。課題解決の方法として従来の工法や商品を変えようと2014年にR+houseに加盟しました。
加盟後に実施したのはR+house事業への特化でした。自社商品を全て止め、「仕組み」にあるマニュアル通りに行動しました。加えて、2016年にはR+houseショールームOPENと展開エリア拡大、更にR+house事業推進の体制強化として営業、工務の増員も実施しました。
取組成果は、初回プラン申込み目標の2015年10件、2016年25件、2017年29件を全てクリアしたことにも現れました。その過程で「デザインの力」も実感しています。他社でプラン提示を受けていたお客様がうちから初回プラン提示を受けた結果、R+houseで建築を決定してくれました。「建築家との家づくり」のデザイン力、プラン力の圧倒的な差を実感しました。
以下の表(図表1)は「標準的な建材と建て方」で建てられたR+houseの性能値(サンプル調査)です。R+houseの性能が2020年の適合義務化水準はもちろん、すでに(4地域以南では)G1、G2水準に近づいていることが一目でお分かりいただけると思います。
R+houseがお客様に提供する「デザインと高性能」を自社でも得たいとお考えになられた経営者の皆様、詳しい話をお伝えする成功事例レポートを是非お読みいただき、お問合せください。お待ちしています。
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