本格化する住宅産業と不動産業の融合
ADM (アーキテクチャル・デザイナーズ・マーケット)で奪取する大市場
〜高性能デザイン住宅を使った新たなニーズへの対応〜

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建売事業と注文建築事業の「分業」から、
不動産+建築の「融合」、売り建て事業の時代へ

最近の顧客は「そこそこ良いものをより安く」、「自分の好み以外には手間をかけず」にマンション・中古住宅・建売住宅を「幅広く」検討する傾向にあります。このような顧客ニーズの変化を受けて、住宅、不動産の両業界の「融合」の動きが顕在化しつつあります。
注文住宅が提供する建物の品質をもともと不動産集客力が強い不動産事業者が提供できたら…。あるいはもともと良質な住宅を提供できる住宅会社が顧客の ニーズに合わせたスピードで不動産(土地)を提供できたら…。そのような発想を持ちと業界「融合」時代に生き 残るための方向性です。この方向性を具体的な取り組みにしている会社は全国各地で既に登場し始めています。

営業、仕様決め、施工過程の短縮で高性能デザイン住宅を
「年6棟→年12棟」にするADM

営業段階で「顧客が求めるデザイン」を持てれば、「これが欲しい」というグリップが可能です。ADMは注文住宅設計の経験豊富な建築家が設計し、デジタル化されたた400超の図面集からお客様と一緒にセレクト(選択)し「選ぶ満足度を損なわず」営業過程を短縮します。さらに実施設計レベルの図面があることで仕様打合せの時間も削減し受注から着工までの時間を短縮、調達や部材の標準化も進んでいるため工期の短縮も実現できます。

ADMの特徴1 : 営業、仕様決め過程を短縮する
1−1)実績豊富な建築家の400超のデジタル図面集を使って営業段階で顧客と「セレクト」
1−2)実施設計レベルで図面化されているから仕様調整の期間も短縮
ADMの特徴2 : 着工から引渡しまでの期間の短縮効果

ADMの2つの特徴がもたらす効果は 「月・棟あたり粗利益アップ」 で生まれる 年間粗利額アップ

営業過程における負担を増加させることなく顧客満足につながる「建築家によるプラン」を提供し、仕様決 め、施工期間を短縮することで、営業から請負、着工、引渡しまでのトータル期間が短くなります。図表1のよ うに全体工期の短縮効果は年間完工を倍に変えます。このメリットがもたらす最大の効果は「資金回収期間の短縮」です。資金回収の短縮は「月・棟あたりの粗利益」さらには「年間粗利益」のアップ、1人当生産性の向上 をもたらします。

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