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多くの住宅会社では外構を設計する人材、現場管理の人材がいないこと、お客様にどう提案していいかわからない、そんな理由で外注の造園業者に全て任せることが多いのではないでしょうか。
そのような理由で「外に出した粗利」は、仮に200万円の外構工事なら60万円です。もし外構工事を内製化することで、外構の粗利を住宅建設で得る粗利に加えられれば、将来、万が一受注件数が10棟から9棟に減っても粗利の減少影響は軽微なものですみます。
この事例ではデザイン監修、施工費用をあわせて客出しは240万円、粗利率は30%を想定しています。この予算で「経年優化」の元になる、「建物デザインを活かす」アプローチ、植栽デザインが手に入ります。
創った時点はもちろん、時間の経過による変化を想定した植栽や意匠(色や形などのデザイン)で時間の積み重ねを「プラスの変化」として顧客満足を獲得、さらに外構、植栽の継続的なメンテナンスをフックにして「顧客と会い続ける」関係性と建物リフォーム、ガーデンリフォームなど次のビジネスチャンスを獲得できます。将来の顧客構造を構築する資源にもできます。
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