ハイアス・アンド・カンパニーがお届けする、住宅・土木・不動産業界の経営革新情報サイト
(ページ:1/1)
パワービルダーと呼ばれる分譲住宅販売事業者が進出した地域では、用地の提供と新築住宅販売による手
数料を得ることで満足する不動産仲介会社がいます。これは言い方を変えれば自社の収益構造を他社の戦略
に握られているということです。その関係を抜け出し自社でも新築住宅事業を始め利益を得たい、その際に
必要なことは住宅事業の経験が浅くとも「価値ある住宅商品」を持つことです。
本業の不動産仲介業の土地情報の仕入れ力を生かし、その土地を使って住宅設計の経験豊富な建築家による、
高気密・高断熱という性能を備えたプランをお客様に提案する。このビジネスモデルがあればパワービルダーの
安さを武器にした商品に対抗できます。用地を仕入れ、実棟を建て、それを販売モデルとして使い接客することで、
価格だけで勝負するパワービルダーには実現できない「建築家による優れた空間、間取りプラン」と「高い住宅性能が
もたらす快適さをお客様に体感してもらう」ことができます。
ADM 事業の大きな特徴は、高性能デザイン住宅でありながら、営業、仕様決め、施工過程の短縮を実現
している完成度の高さです。