シリーズ眼を養う#031
R+house 住宅のデザインを探る
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写真左:敷地北に広がる緑と空。その先にある浅間山を望む絶好の景色はこの敷地の最大のポイント。
写真右:北窓は「暗い」というイメージと視覚的な明るさを補完するため吹抜には南面からの直射日光を採り込む大きな窓を配置。
金属の黒で統一した外観。
階段を上がりきったホールにカウンターを設けたフリースペース。ベランダにアクセスするドアのほかに左手に見える窓と右手に見える吹抜や付帯するリビングに光と風を橋渡しするリレーポイントでもあります。
独立したキッチンはリビングダイニングとゆるやかに繋げそれぞれの気配を感じることができます。独立式のキッチンには対面式にはない「籠れる」という居住性のほか、調理のニオイなどの嗅覚や雑多な家電など視覚を遮るという利点もあります。
寝室からアプローチするプライベートルーム。あえて入口高さを低くして秘密基地感を演出。書斎をご要望されたご主人のためにご提案しました。なぜか男子は狭くてなんでも手の届くコンパクトな空間が好きですよね。