【HyASの取り組み】
本当の課題は「頭数」ではなく「技術」不足
ー工務店経営の本質的課題は、大事な機能「技術力」を失いつつあることー

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工務店の将来を左右する、技術力を発揮する職種が大工

注文住宅の請負において、大工は中核の職種であり、その技術力によって住宅の施工品質や生産性(収益性)が大きく左右されると言っても過言ではありません。

このまま大工人口が減少すれば、良質な注文住宅を適切な工期で供給できないという問題が表面化し、ひいてはそれが住宅会社、工務店の生産性の低下に直結します。あるいは受注はあっても人手が確保できないことで受注を減らさざるを得ない「人手不足倒産」にもつながりかねません。

このような問題の発生を防ぎ、「技術」を中に取り込んでおくためには、職人とその技術の養成が必須です。しかし、従来のような徒弟制度的な育成方法では技能習得に時間がかかります。そこで、今回、集中的に学習できる環境を整えるべく、大工アカデミーを開講することにしたのです。

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