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今回の調査から、ステイホームによって生活者は家族と一緒にどう暮らしを営んでいくかということを以前よりも一層深く考え始めたように見えます。注目は「手料理」「掃除」「家族との対話」という「家族との暮らし」のための時間が増えたことにも現れています。
例えば、ステイホームで断捨離がブームとなりましたが、これは家を居心地のよい環境にしたい、そのために「手入れ」しようとする気持ちの高まりです。これまでずっと言われてきた割に市場が動かなかったアフターサービスに関わる市場ですが、今回のことをきっかけに「手入れ」の重要性に気付いてもらい、それを改修需要の顕在化につなげていくことは、今だからできるように思います。そのなかで家を愛でる気持ちが高まっていけば、家の長寿命化や資産化にもつながっていきます。
改修需要につながっていく過程の中で、今後は、素性を明かしたプロフェッショナルが発信し、そのおすすめするコンテンツが信頼され、結果的に業者として選ばれていく。そんな流れになると考えています。特に若い世代ほどポジショントークではない、生活者のための本質的な発信をますます求めると言われています。ここに地域工務店さんのチャンスがあるでしょう。
消費者がリフォームを行う上での懸念として、「時間が相当かかるのでは?」「綺麗に仕上げてくれるのか?」「快適な環境になるのか?」といったことが挙げられますが、この不安を解消することができるのが「ハウスINハウス」です。