加盟店が年間24棟以上に成長する R+house

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R+houseは2020年8月度に過去最多に迫る月間140棟の受注

住宅新報(2020年7月21日号)によると、大手ハウスメーカーの4月から6月までの受注数は軒並みダウンしています。一方で「建築家と建てる家を、身近に、手軽に」をコンセプトに掲げるR+houseは、2020年6月には前年同月と同水準まで受注が回復し、さらにその2か月後の8月には受注数が過去最多に迫る140棟まで伸びており、これは2019年1月以降では最多の実績で、増税前の駆け込み時の135棟をも上回る結果でした(図表1)。

この要因としては、増加したテレワーク需要に対応したプラン設計にR+houseの建築家がいち早く対応したことがあると考えられます。3月から5月にR+houseの建築家に依頼があったプラン設計303件のうち90%超の279件がテレワーク対応プランでした。プラン申込数の増加に対応すべく、R+houseの契約建築家は2019年10月時点の76名から2020年10月時点では92名に増員しております。

工務店経営の安定の最低ラインは年間24棟

このようにネットワーク全体ではR+houseはコロナの状況下でも他社に比べると善戦していると考えられますが、各地域で加盟店1社1社が今後の住宅業界で勝ち残るためには最低でも年間24棟規模へ成長することが必要だと考えます。そのために集客、営業、施工、アフターサポートなど強化すべき分野は多々ありますが、棟数確保の入り口となる集客と営業が特に重要です。R+houseでは、集客についてはブランド活用、営業については基礎的な研修に加えて加盟店のトップ営業マンを招いて行うケーススタディ研修を用意しています。

ブランド活用

R+houseは3年連続で建築家住宅新築供給数全国No.1(矢野経済研究所調べ※)という着工実績を残すことができました。2019年の実績は建築家住宅市場でシェア66.6%です。これは建築家住宅としての消費者からの認知が浸透していることだと考えています。なお、住宅以外の他の市場においてもシェア66%を超えることはほとんどなく、稀なケースではハンバーガーチェーン市場におけるマクドナルド(70%)が挙げられます。

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