元請け事業進出で 若手が夢を見られる土木・建設会社に

(ページ:1/3)

茨城県のU社は基礎工事を主とする売上高が約2億円の企業です。
今回はU社が外構工事の元請け事業「GARDENS GARDEN」に取り組んだ事例をご紹介します。

茨城県U社 U社長

弊社は大手ビルダーや分譲会社の下請け基礎工事を主としています。基礎工事は多くの現場を回していきますが1現場当たりの粗利額が少ないので、自社の若手を給与の面で残念ながら満足させられていないと考えていました。さらに、今の事業で今後の売上が確保できるかどうか不安でした。この様なことから「自社の社員、特に若手はこの会社での明るい未来を想像できないだろうな」と思っていました。

そんな時に、以前から知っていたハイアス社から外構事業について聞く機会があり、そこで自社の状況から「今後は値段ではなく付加価値で勝負する事業をやらないといけない」、「若手が夢を見られる様な事業にチャレンジしたい」との思いから外構事業「GARDENS GARDEN」に取り組むことを決意しました。

取り組み後は社長の私が知人に声をかけてみたり、元々は基礎工事の現場監督をしていた社員が住宅会社へ飛び込み営業をしたりすることで受注できました。こうして受注ができたことで地域には外構工事の需要があるということが改めて分かり、自信を持ってこの事業に取り組んでいこうという気持ちになれました。

取り組んで良かったと感じる点は次の3つです。

● 外構工事の担当者がやりがいを感じ、活き活きと提案や施工をしていること
● やる気のある女性社員を採用できたこと
● 学生の息子がこれまでとは違い、自社への入社を前向きに考えてくれたこと

このことから、取り組み当初の目的である「若手が夢を見られるようにする」という状態に近づいている実感があります。

page: p1 p2 p3

ページトップに戻る