社会的背景とミレニアル世代の価値観がHIROGALIEの可能性を後押し

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マンションに対して、戸建てへの居住意向が増加
暮らし方の変化と求められる住宅の変化

新型コロナウイルスの拡大により暮らし方が変化したことに伴い、住宅に対する捉え方も変わった方が多いのではないでしょうか。リクルート住まいカンパニーが2020年5月に実施した消費者調査では、昨年12月と比較して一戸建て派が20代では12%、30代では22%も増加し、「戸建て」に住みたい方が増えたという結果が出ています(図表1)。また、住宅の広さと駅からの距離では、広さを重視する方が10%増加するなど住まいに求める条件にも変化が表れています。

メインターゲット層のミレニアル世代の持つ価値観
「合理的、効率的、必要以上に使わない」

住宅事業にとってメインターゲット層である20~30代の生活者はどのような世代なのでしょうか。20~30代の中でも1981年から1996年頃に生まれた若者世代(24~39歳)はミレニアル世代と言われております。では、このミレニアル世代が持つ特徴的な消費行動や価値観についてご存知でしょうか。クルマ離れ、アルコール離れといったことはよく言われますが、大きな傾向としては買い物前には口コミを確認し、良いモノが絞られた中から選んで失敗を避けるという「合理的・効率的」な特徴がありますし、そもそも必要以上にお金を使わないという特徴もあると言われています。

ライフスタイルが多様化した昨今では、合理的な判断に基づいて家をある程度選びたいというこだわりがあることに加え、効率性、いわばコストパフォーマンスを重視するミレニアル世代の取り込みが重要になってくるのではないでしょうか。

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