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少し前になりますが2010年に新建ハウジングが実施した消費者調査によると、住宅取得に際してフルオーダーの注文住宅が欲しいと回答したのは31~35歳で46.9%、27~30歳では33.6%にとどまり、残りの50~60%は規格住宅でいいとの回答で、「特に若年層ほど、また世帯収入が低いほど、この傾向が強く見られた」としています(図表2)。10年前の調査ですが、まさに今こうした考え方を持った世代と更に若い世代が住宅需要の中心となっています。
改めて考えると、規格住宅は規格化を進めたことで品質向上とコスト削減を両立することができる住宅です。まさにミレニアル世代の「合理的・効率的」な特徴に合致します。