シリーズ眼を養う#038
R+house 住宅のデザインを探る

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道路側のファサードは建主の要望もあり生活感のないシンボリックなデザインとした。両側に駐車場を配置し中央からアプローチするシンメトリーな計画した。

南側からできるだけ光を取り込むように最大限の開口部を配置した。
南庭を意識するように間接照明、天井カセットエアコン、TVは壁付けを採用し壁や天井は極力シンプルにした。

玄関正面には間接照明に照らされたシンボリックなボックスのボリュームがあり、こちらがキッチンとなる。ボックスを囲むように回遊動線があり南側のリビングへと続く。動線に沿って間接照明が計画されている。

キッチンをリビング側から見たところ。ファミリー玄関の方にはトイレ、洗面、シューズクローゼットが配置されているがリビング側からは見えないよう配慮されている。キッチン背面の壁にニッチを作りインターホン、日々使う書類などを収めた。

南側の庭を第2のリビングのような空間としたかったので目隠し壁やタイル床などを設えた。目隠し壁の高さはリビングからの見え方で検討されている。
建主が望まれるくつろぎの庭が実現できた。

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