ハイアス・アンド・カンパニーがお届けする、住宅・土木・不動産業界の経営革新情報サイト
(ページ:2/4)
岩手県T社
S社長は元々勤めていた地域ゼネコンの将来の主力事業を必ず作るという決意を持ってあえて独立し、なけなしの手持ち資金でR+houseに加盟し、事業を開始しました。活動を続けていくなかで、すぐに売り上げが立たず、当初の資金が目に見えて減ってゆく不安が続いたそうです。そのような状態でも、社内でただ一人の営業担当である社長が研修を受けたり、販促費を投下して毎月の集客イベントを開催したり、人材採用活動を続けていました。資金不安があり、さらに社長は営業未経験でしたが、お客様と向き合い営業現場で成果を出すことができたのは、強い危機感と“ 絶対に成功する” のだという意識があったからです。
研修受講後に10時間の復習をし、お客様との面談前には2時間のプレシンキング(面談の進め方を事前に考えること)の実施を毎回欠かさずに繰り返してきました。事業開始から2年間で9棟の受注ができましたが、逆境の中で努力の積み重ねがあったからこそ成果を出す実力を身に付けることができたのではないでしょうか。