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今回の改正で、主に新築戸建ての省エネ化について大きなメスが入ったと言えますが、一方でリフォーム市場における省エネ化の動きはどうなっていくのでしょうか?
結論から申し上げますと、新築以上にリフォーム市場の省エネ化への動きは加速していくと考えられます。実際、今年3月に発表された住生活基本計画においても、住宅ストック市場に対して5つの成果指標が設定されました(詳細は図表2を参照)。また昨年度以降に実施された補助金制度の一覧(図表3を参照)を見ても、新築よりも省エネリフォームに適用される制度が多く、且つ補助額の上限も省エネリフォームが上回っていることがわかります。