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1. アメリカのトップダウンで推し進められた高速道路建設に反対し、その予算を公共交通機関の整備や公園建設の費用に充てたこと
2. 既存の高速道路を撤去し緑地帯を作ったこと
3. 郊外への都市化を抑える為に都市成長境界線を導入して、開発を認める都市部と認めない郊外に分けたこと
4. 自然豊かな郊外では農業が盛んに行われ、農家は都市部に住む住人や企業に向けて新鮮な農産物を届けたり、ファーマーズマーケットを開催したりして共存していたこと
都市部の街づくりも、自転車や徒歩で移動できる範囲に居住地や職場スーパーなどの施設を配置した“コンパクトシティー”と呼ばれる街づくりだった。
建物は、1階にレストラン等の商業施設を、上の階にはオフィスや住居を置いて昼夜問わずに街がにぎわうように意図されていた。
これにより、時間ごとのエネルギー利用が標準化されることなど、多くの効果が生まれるようだ。