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そんな活況を呈しているハワイの不動産市場において、大きなマーケットの一つである別荘・セカンドホーム需要について、その投資理由を掘り下げてみましょう。
1.賃貸運用可能な国外拠点
一年を通して心地良い貿易風が吹き、温暖な気候のハワイは、昨今のワーケーション、いつでも使える多拠点生活の実現には理想の地とも言えます。別荘オーナーの滞在期間は、年間平均2週間~1ヶ月とされており、利用しない期間は、経費負担軽減とメンテナンスの観点から、賃貸運用されるケースが多く見受けられます。用途地域に依るものの、ホテルコンドミニアムは1泊~、コンドミニアムは1ヶ月~のバケーションレンタルとして、貸出期間に関わらず、賃貸需要が高いのもリゾート地ならではですが、その利回りは一般的にNet1~3%とされています。また、東日本大震災の直後には、有事に備えたBCP(事業継続計画)対策としての機運も高まりました。