急増する住宅ローン困窮者
住宅販売者にも資金相談スキルが求められる時代に

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住宅ローン困窮者が東日本大震災時の5倍に。
返済猶予の実行者は5万人を超える

住宅ローン困窮者がこのコロナ禍で急増しています。金融庁、住宅金融支援機構の調査によると、住宅ローンの返済猶予などの救済を受けた人が5万人を超え、東日本大震災時の5倍に至ったとのことです。 この背景にはコロナ禍の影響によって収入が減少したことが起因していますが、生活者の収入を脅かしかねない危機という意味では1990年のバブル崩壊を始め、リーマンショック、東日本大震災、各地域で起きている震災や豪雨災害など、実は意外に多く起きています。

「こんなはずではなかった」とお客様に思わせないためにも、結果論にはなりますが、そもそもの住宅の購入段階、つまりは住宅ローンを組む時点でこういった事態もある程度想定して、資金計画を組むことが重要であると言えます。

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