ウィルスタイルシリーズは新仕様へ
〜H25年改正省エネ基準をクリアした断熱仕様で更に良質な戸建賃貸を提供〜

(ページ:2/2)

賃貸市場拡大の可能性と戸建賃貸

ご存じのように、2015年1月1日から施行された相続税の課税強化によって、全国で相続税の課税対象者が広がるといわれています。総務省の統計(図表1)を見ても、個人資産は50歳代以上シニア層に偏っており、しかもその内訳の7割が不動産資産となっています。このシニア層の抱えている不動産資産が、相続をきっかけに次世代に資産移転されてゆくわけですが、賃貸市場の可能性とは、この資産移転の機会をビジネスチャンスとして捉えていくことに他なりません。ところで、いわゆる大地主以外の不動産資産は、いわゆる個人住宅でもあります。つまり敷地としては狭小で、従来からあるアパート建設などにはなじまない条件が多いと考えられます。また、資産を受け継ぐ次世代も資産を受け継ぐことができる一方で、所得の将来不安を抱える世代であり、大きな投資を必要とするアパート建設に不安を消せない世代といえます。このような条件から考えても、狭小地でも建築できる可能性の高い戸建賃貸という切り口は、拡大の可能性が高い事業であると考えられます。

37-4-4

4つのウィルスタイルシリーズ
unicube、unifort、エコパティオ、D-シングル

本誌の読者はすでにご存知とは思いますが、改めてウィルスタイルシリーズをご紹介します。

unicube(ユニキューブ)は全国建築実績がNo.1で、地主に一番選ばれている戸建賃貸住宅です。入居者が好む、シンプルで飽きのこないデザイン性に加え、安かろう悪かろうという従来の賃貸住宅では考えられない断熱性能(温熱環境)を実現しています。特に断熱性能については、古紙を再生したセルロースファイバーを断熱材に用いたデコスドライ工法により断熱欠損を起こさず、断熱以外の多機能性(調湿、防音)も有しています。加えて、施工性の高さから賃貸住宅では初めて「壁体内無結露20年保証」を付与するほど、壁体内無結露による建物の耐久性向上を実現しています。このような高い断熱材性能は、入居者満足度が上がることで長期間入居につながり、地主のリスクである空室リスクを軽減にも貢献します。

ウィルスタイルシリーズには、デコスドライ工法を標準採用した連棟タイプの「エコパティオ」、「D-シングル」という2つの商品もありますが、今回新モデルハウスが完成した「unifort(ユニフォート)」は、賃貸商品でありながら専用住宅としても住まえるように設備グレードを上げた商品となっています。先ほども書きましたが、所得の少ない若年世代が、引き継いだ狭小敷地を活用するだけでなく自ら住まう場合もあると想定した時、持ち家住宅と遜色のない仕様の商品が求められることを想定する必要があります。このように新たな市場のニーズに合わせながら商品開発された商品が「unifort(ユニフォート)」です。高い消費者の期待に応えながら、本体価格は890万円程度に抑えた販売価格は、当日の見学会に参加されたウィルスタイル会員の皆さまからも高い評価をいただきました。今回ご紹介したunicube、unifort を含む4つのシリーズは、全ての商品の組み合わせで地主の持つあらゆる敷地で収益化できるラインナップとなっています。

37-4-5

最後に

相続に関するビジネスは銀行や弁護士、あるいは不動産業のものというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、この先の新築住宅市場の縮小が予測されるなか、相続による資産移転の機会や狭小敷地の有効活用を検討する新たな需要に対して、戸建賃貸という切り口は有効な商品であると考えます。狭小地の土地活用ビジネスを一度検討した方も、そうでない方も、より詳細な情報を確認したい方は、お問い合せをいただければと思います。
(北島)

↓WILL STYLEのサービスページはこちら↓
WILL STYLEサービスページへ

page: p1 p2

ページトップに戻る