従来の単なる計画表を作るだけの工程管理とは全く違う!
~実行力を高める秘訣は「タスク(業務)」を管理すること~
そもそもAさんが現場への材料搬入が間に合うかどうかわからない日程で、しかも割高料金で発注することになったのはなぜでしょう。
実はこの「ズレ」はその前から始まっていたのです。
その2週間前。
このやり取りの後、Aさんは他の現場での問題ですっかり手間が取られてしまい、お客様に電話するという業務が「モレ」てしまい、ご意向を伺えたのは自分の休日を挟んで18日から遅れること5日、23日になってからでした。
そう思いホッとしたAさんでしたが、また別の現場対応に時間が取られる事態が発生し、結局発注は25日になったのでした。
冒頭のAさんの例のように、個人の経験や差配に頼って業務が進められたことで生じる「ミス・モレ・ズレ」が原因となって、手戻りや非効率な工程進行が一つの現場で発生すると、その影響はその現場だけでは終わりません。問題が積み重なることで複数の現場で業務ロスが生じ、結果として企業全体の生産性を押し下げます。
PMSの詳細は説明会でご確認ください!※問い合わせもこちらのページからできます
一つの工事で組まれる工程において、現場監督(工事担当者)が行うべきタスク(業務)は250以上に分解されると言われています。
しかし、担当者が抱えるこのような膨大な数のタスク(業務)が適時・適切に行われているかの確認や管理を「適正な標準工程」と「それに基づいていつどの業務を完了すべきか」というレベルで管理を行っている住宅会社は多くありません。250以上もの膨大な業務は現場監督(工事担当者)の経験値によって進められることが多いため、結果的に本来行うべきタスク(業務)をミスしたり業務自体が漏れたり、あるいは適時に行われない、といった「ミス・モレ・ズレ」が発生し、しかもそれが発覚しにくいのです。
最近ではITを活用した様々なサポートによって一つの現場で工事種類ごとに現場入りや納材日程を組むことや、現場に入る職人さんたちと情報共有をするといったレベルのことが以前より簡単にできるようになってきました。
しかし仮に工程を組むことができたとしても、その工程を進めるために日ごとに完了すべきタスク(業務)にまで分解して、さらにそれらのタスク(業務)を担当者が予定期日どおりに完了したか否かというレベルで管理することは、案外大変なことです。タスク(業務)が一度ずれてしまえば、その後の工程上のタスク(業務)とスケジュールを全て再設定する必要が生じます。想像に難くないようにこれは大変です。
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PMSは、各社がそれぞれの状況に応じた「適正な標準工程」を組むことから始まり、各工程を進めるために紐付いているタスク(業務)を現場監督(工事担当者)が実施する際に、管理者も同時に確認出来る状態にすることで工程管理の精度を高め、現場問題の発生を低減させます。
こうした企業経営を支援するためにご提供開始したのが「PMS(プロジェクト・マネジメント・システム)」なのです。
● 現在の各社の工程上で、タスク(業務)レベルの管理が行われているか確認し現状の問題点を抽出
● タスクの抜け漏れ・ズレがあることを前提とした工程ではなく、タスクを全て期限で完了した場合の「標準工程」の設定をサポート
● 設定した各社の標準工程上のタスク(業務)が適時適切に共有、管理されるための手法習得
● 各社の標準工程上のタスク(業務)を現場と経営陣で共有し改善スピードを高める
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