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「言われたことだけをやるのではなく、自律的に組織を牽引する力を身につけて欲しい」、「部下、後輩、新人へ育成するという視点を持って、より組織をリードしていくという姿勢を求めたい」、「自分(経営者)の分身となり得る現場のリーダーとして育成したい」等など、経営者の皆様におかれましては、自社のマネージャー層への期待事項は多々あるかと存じます。
また一方で、多くのマネージャー層は“プレイングマネージャー”としての役割が求められているため、プレイヤーとしての時間を多くとられ、気持ちはあるもののマネジメントやリーダーシップを十分に発揮することができていないというジレンマを抱えているかもしれません。
激変する市場環境で先行きが不透明なこの時代、組織内で自分自身のミッションを強く認識し、主体的に課題解決に取り組みながら成果をあげられるリーダーの存在は、企業の存続、成長へ大きな影響を与えることは間違いありません。
研修の目的は、前述したようなマネージャー層に期待される役割を遂行するための能力を身に付け、日々の実践の場で活用できるようにすることであり、本講座のゴールは「自分自身のあるべき管理者としての姿(目標)と具体的な行動計画を明確にするということ」です。
そのために、まずは研修実施の前に研修参加者であるマネージャー本人とその上司、部下に“日常どのような仕事の仕方を行っているのかを測るアンケート”を実施し、研修当日はそのアンケート分析結果をもとに「他者から見た自分」を知り、「自分が考えていた自分」とのギャップを考察することにより、改めて「組織における管理者」としての自分を見つめ直すということを行っていきます。これはいわゆる「360度評価」といわれる手法で、対象者の「能力」を評価するものではなく、あくまで「対象者が職場で取っている行動状態を観察し、本人にフィードバックする」というものです。「あなたの現在の行動状態が周囲にこのように伝わっていますよ」と伝えることで、上司、部下の視点から管理職として求められていることを改めて考えることができ、自身の行動改善を支援するという取組みになります。本講座では、このような自己内観のプログラムと管理者として必要なスキルを身につけるための講義が準備されています。(※参照「 研修全体の流れ」)
一般的に、多くの管理職の方は自分自身を客観的、相対的に見る機会に恵まれていないと思われます。本講座の受講者の皆様からは、管理者として「意識はしていたが出来ていなかったこと」、また「意識もできていなかったこと、思ってもいなかったこと」等に気がつくことができ、自身の行動基準を修正することや、今後、自分が理想とする管理者になるために行うべきことが明確になったというお声を頂戴しております。今後、本講座は拡大して開催していく予定です。強いリーダーシップを発揮するマネージャー層の育成のために是非ご活用を検討ください。