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「物件価格」「金利」「税制」、住宅購入理由の不動のトップ3ですね。
実際には震災後、むしろ物件価格が上がっているエリアは多くあります。また品薄で価格が上がっている建築資材や住設機器などもあります。
だから一概には物件価格や建築価格が下がっているとは言えないのですが、建物被害の大きかった地域の映像や高層マンションが敬遠されているといった報道などが消費者心理に影響を与えているのかもしれませんね。
「住宅ローンの金利低下」については、都市銀行が6月の住宅ローン金利を引き下げたことがこの結果に影響を及ぼしているのかもしれません(下げ幅はわずか0.05%程度ですけどね…)。
「将来的にはマイホームを購入したいか?」という質問に対しては…
そうは言ってもやはり家は欲しいんですよね。
今は、不況や震災といったことで不安が大きくなってきたのでなかなかすぐに「住宅購入するぞ!」という気持ちにはなれないものの、世の中が安定したり頭金が貯まったりして条件が整ってきた時には「家を買いたい」と考えている方は多いようです。
住宅会社の皆さんにはお客様の不安にしっかり答える接客を心掛けていただきたいものですね。
これから住宅を購入する場合、重視する性能のトップ3は、「耐震・免震」(5,809ポイント)、「防火・耐火」(1,653ポイント)、「高気密・高断熱」(1,651ポイント)となり震災の影響を色濃く反映する形となりました。
節電対策が重視される中、実際に節電対策として自分が行なうことを聞いたところ、「照明(こまめに消灯、使用しない等)」(33.5%)、「エアコン(設定温度の調整・使用時間短縮等)」(27.5%)、「使っていない家電製品の電源プラグをこまめに抜く」(25.0%)がトップ3となりました。2位の「エアコン」での節電を実施しながら快適に過ごすには、6)の質問にて3位であった「高気密・高断熱」が1つのポイントとなります。高気密・高断熱住宅は外気温の影響を受けにくく、エアコンで下げた室温をより長く保つことが可能となるためです。
ハイアスが展開する高性能デザイナーズ注文住宅「R+house」は、高気密高断熱でありながら、部材のweb受発注システムの活用などにより、価格を30%程度押さえたバリューコスト商品です。
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