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図表1は「平成21年全国消費実態調査 家計資産に関する結果の要約(総務省)」で示されている1世帯当たりの家計資産の状況です。家計資産の実に7割が宅地資産と住宅資産、いわゆる「住宅不動産」であり、日本人の最大の資産は「住宅不動産」であることが分かります。
そのため資産管理の相談においては、「住宅不動産」の運用や取引にかかわる知識は大変重要なものとなります。しかし実際にFP(ファイナンシャルプランナー)が受けている相談は、家計見直しという目的のもとに、保険の掛け金や投資、預貯金の運用、住宅取得における「ローン」など、いわば“ 家計の資金フロー”の相談にとどまらざるを得ないのが実態と考えられます(図表2)。
前段でも確認した通り家計資産の7割を占める住宅不動産ですが、その市場価値は、土地であれば地盤の状況などの情報把握と開示、建物であれば維持管理の修繕計画やそもそもの基本性能のレベルなど、「住宅不動産」そのものを知っている必要があります。そうした助言抜きにフローのローン支出の見直しをしたところで資産形成への効果は大きくないと考えられます(図表3)。
ハイアス・アンド・カンパニーが運営する「リライフクラブ」では7年前より住宅FP提案スキルの向上に取り組んできました。住宅営業の中でも特に専門性が求められるFP(ファイナンシャルプランニング)の手法を用いながら、最適な住宅購入の時期や予算についてアドバイスを行うことでお客様の信頼を獲得し契約効率を向上させる手法を研修会などを通じて会員企業に提供しております。
またその中で毎年春に開催されるリライフクラブ全国大会にて最も優秀な住宅営業パーソンを選考する「グランドマスター」選考会を始めました。
昨年は予めノミネートされた住宅アドバイザーの方々3名より営業活動事例をご発表いただき、大会参加者皆様の投票により株式会社グローイング代表取締役 大田康之様が栄えある「初代グランドマスター」に決定いたしました。
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