日刊不動産経済通信-平成29年10月24日(火)

マイホーム購入意向者、9割に不安感—ハイアス調査、将来支出の意識は低い

ハイアス・アンド・カンパニーはこのほど、住宅購入についての消費者調査を実施した。マイホーム取得や住宅・不動産会社に対し、消費者が感じていることなどを調査。住宅取得の意向がある人のうち、約9割が不安を抱いていることが分かった。

調査は全国を対象とし、持家ではない住まいに居住する20歳から49歳までの男女618人に実施した。マイホーム取得の意向があると答えた人のうち、「不安に感じることが多くある」が49.7%、「不安に感じることがまあまあある」が39.2%と不安を抱く人が88.9%を占めた。具体的な不安の内容は「無理のない返済計画が立てられるか」が59.3%で最多。次いで「必要な自己資金を用意できるか」が47.9%、「将来の収入の見通しがたたない」が38.4%と続き、上位3位はすべて資金面への不安だった。

マイホーム取得の計画や活動を進めるうえで「困難で特に重要だと思うこと」も尋ねた。1位は「無理のない返済計画を立てること」で54.7%、2位は「必要な自己資金を用意すること」で36.1%だった。「良い場所に土地・物件を見つけること」が5位で24.0%。さらに、マイホーム購入の不安解消で住宅会社や不動産会社に要求することは「無理のない返済計画への助言」が47.6%と最も多い。ただ「将来の生活の全体像(収入・支出・家族計画など)を踏まえた住宅選びの提案」が22.0%で6位と、将来の支出についての意識は比較的低い。同社では将来の支出やライフプランへの考慮が重要などと指摘。住宅・不動産会社向けネットワークで展開する資金計画などのアドバスを通じ、顧客が将来にわたり安心感を得られるような住宅購入のサポートを手がけていく考え。

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