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一つの工事で組まれる工程で現場監督(工事担当者)が行うべき業務は250以上に分解されると言われています。このような膨大な業務があるにも関わらず、これらの業務が適時・適切に行われているかの確認・管理を「標準工程に基づいて」行っている住宅会社は多くありません。それゆえ本来行うべき業務を(適切に行えず)ミスする、(適時に行えず)モレる、ズレるという「ミス・モレ・ズレ」が発生しても発覚しにくいのです。
PMSは工程上のミス・モレ・ズレをなくして工期短縮 を実現するという結果を生み出すわけですが、単にシス テム(仕組み)を提供するだけでは実現しません。PMSによって工程を「管理する」実効性を高め工期短縮を実現させることができる理由は、PMSによる「管理の仕方をノウハウ提供」することにあります。
PMS初期研修では標準工程の作成だけでなく「着工前業務フロー」の整理も行います。設計申込や設計契約など着工前業務の開始タイミングを各社毎に設定し、そこから着工可能な状態になるまでも「業務フロー」にします。着工前業務フローではバッファを省いて最短で着工可能になる状態を「自社標準フロー」として設定し、フローの通りかの予実管理を進めます。研修に参加したA社では着工前期間が90日(PMS導入前)から60日に短縮しました。着工前業務と標準工程を「標準業務フロー」にすることで「完工棟数を増やすスピード」は一気に高まります。
営業体制の強化や販促費増加などの施策は決算に反映されるまでには時間がかかります。一方で受注確定から着工、着工から引渡しの期間短縮を実現する「生産性改善による施策」は比較的短期間に売上計上に結びつきます。『現場生産性の改善で自社の売上(利益)増大』を考える企業経営者の皆様、その「ノウハウ」をセミナーで詳しくお伝えします。是非お越しください。