競合他社にない武器で選ばれる工務店に
ー「見えない(地盤)リスク」の説明で顧客獲得ー

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株式会社コットンハウスの大場社長と営業担当の薮下様に
「HySPEED工法」の良さと「BIOSCOPE」を用いた
お客様からの信頼獲得についてお話をお伺いしました。

HyAS View(以下View):「HySPEED工法」を採用されたきっかけは何でしょうか?

大場社長:東日本大震災のとき、ディズニーランド内で液状化対策の有無で差が歴然でしたよね。それが地盤改良工法の差であったと知り関心を持ちました。

薮下様:ちょうどそのタイミングでHySPEED施工代理店のグラウンド·ワークス株式会社様からHySPEED工法の提案があり、液状化対策にもなり良いということで採用しました。

View:従来の改良工法を「HySPEED工法」に切り替える決断はすぐにできましたか?

大場社長:当社には「お客様に感動してもらえるなら、新しくて良いものはどんどん取り入れていこう」という考えがあります。そうやってお客様に感動してもらうための努力をすることが「お客様に選ばれる」ことに繋がると考えています。そういう会社なので、HySPEED工法はすぐに取り入れました。

薮下様:若い営業マンには「お客様が一回来たら一つ知識を与えなさい」と常に言っています。何の話でもいいからお客様が知らない話を一つはしましょうということです。

その意味では他社が積極的に地盤の話をしない分、差別化という点でも「HySPEED工法」は役立っています。

View:地盤のリスクのお話は、どの接客タイミングでされていますか?

薮下様:まず「BIOSCOPE」を使います。近隣の地盤の状況について根拠をもってお客様に説明でき、改良費を資金計画に入れる提案に使えるのでとても助かっています。

大場社長:当社には現在4名の営業マンがいますが、この話は全員します。地盤改良費用は資金計画の中に標準的に入れています。地盤調査をした後から「改良費用が必要です」と言ったら不審がられますからね。

View:「BIOSCOPE」と「HySPEED工法」を使っていてよかったと思うエピソードは?

薮下様:実は、築30年の実家を建替えたのですが、解体したときにセメント杭が残っていて、撤去にそれなりの費用が掛かりました。その後もお客様の建替え工事の際にも撤去工事が発生しました。いざ解体したら杭がでてきたからお金が貰えるかと言うとなかなかむずかしい。建てる時に、壊す場合のリスクの話をしないことが起こす問題だと思いました。

そういう点では「HySPEED工法」は建替え時に杭の撤去が必要なく将来お金が掛からないのは安心ですね。

結局、地盤の話ってお客様はあまり気にしていないんです。でも、相手が気にしないから黙っていて何もしないという姿勢では、どんなにいい家を建てたとしても地震で液状化や沈下がおきたら信頼を失ってしまいます。だから地盤の話は大事だと思っています。

(宮本)

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