縮小するマーケットでの経営戦略とは?

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(4) 理想的なオーナーライフを目指して

Mさんは、いろいろと考えた結果、ある結論に至ることになります。それは、入居者が別の土地に引っ越す際に、そのエリアの『ウィル スタイル』のオーナーに声をかけておけば、また入居できるようになるのではないかということでした。そこで、Mさんは本部に声をかけ、何人かのオーナーに接点を持って相互に紹介を進めていくようになりました。

Mオーナーの動きをきっかけに、『ウィル スタイル』本部はオーナー会を構築する動きを進めることになります。オーナー同士で、『ウィル スタイル』入居者が動く際に情報を交換していけば、次も入居者は『ウィルスタイル』に住める可能性が出てきます。しかも修理関連やトラブルの対処法などもうまく情報交流できる仕組みがあれば、オーナーへ提案する加盟店の強みにも繋がります。

さらにもう一つ、Mさんのようにオーナーの空室不安を確実に払拭していけるように、入居希望者を事前に登録しておく『バックオーダー』システムにより入居待ちの状態をつくっていくことです。Webでエントリーを促しながら、リーシング機能を持つ企業とネットワークを構築していけば、オーナーが不安を持たずに『ウィル スタイル』を建てていけるようになります。

今後、この二つの仕組みづくりを強化して、よりオーナーから支持されるような戸建賃貸事業にしていく予定です。

Mさんは、言います。

「実は、最近楽しみでしかたないことがあるんです。以前はあまりそういうことは積極的にやるほうではなかったのですが、入居者の皆さんと年に2回くらいバーベキュー大会をやったりするようになったんです。新しい入居者が来られる際にもやったりして…。次のバーベキュー大会が楽しみです。」

Mさんは、以前では考えられないくらい入居者との関係が強化されている環境に、新たなオーナー業の楽しさを見つけたようです。

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