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では実際に住まいで困っていることは何か?を別の調査で見てみました。すると、約4割の方が「窓の結露がひどい」「家の中が寒い」といった住宅の断熱性能に関する項目を挙げており、「現在の住まいで困っていること」の上位2項目となっています。
またその上で実際に希望しているリフォームについての調査を見ると、断熱性能アップのリフォームが水廻りと並び、同率2位となっております(図表2)。
このように、断熱性能の不足が「住まいの困りごと」の多くを占めており、且つそれに対してリフォームをしたいという回答も多く得ていることから、そこには明確なリフォームニーズがあることが伺えます。加えて昨今のWithコロナの境遇により、「居心地の良い住まい」への関心が高まっていることからも、今後断熱リフォームのニーズはより顕在化し、この分野は一つのビジネスチャンスとなり得ると考えることができるのではないでしょうか。