「うちの工務力は大丈夫」は本当ですか?
ー顧客の期待を上回るものづくりを実現し、利益を生み出す工務店とはー

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工務店=商品+営業+工務力
不十分な工務力のままでは、商品や営業への投資は無駄になる?

工務店が工務店である所以は、工事計画作成に始まり、資材や製品の発注、工事にかかる予算管理、変更点の相談などお客様との交渉、工事実施報告まで、建設工事に関わる全てを取り仕切る仕事を任されるから「工務」店なのです。私たちが考える「工務力」とは、営業以外の全工程に責任を持ち、工程管理を通じて顧客の期待を超える「もの」を造り、原価管理を通じて企業が永続するための「利益」を創る仕事の力です。

多くの経営者は、自社を成長させようとするとき、価格・デザイン・性能といった観点で売れる商品を手に入れることや集客・見込み客化・追客精度アップといった営業力を強化することに目が行きがちです。それ自体は悪いことではありませんが、良い商品を持ち、効率的な営業だけで勝負をして工事は外出しでは商社やハウスメーカーと同じです。

例えばFC加盟などで見せることができる「商品」を棚に並べても、ホームページを充実させて「営業」場面のお客様との接点をスマートに見せても、工務力を高めないままで商品や営業に投資をしたところでその後の現場仕事がザルのままではクレームも減らず、何も変わらないのです。

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