連載企画・第3回
これからのマーケティング戦略に欠かせない「デジタル広告」とは

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1.DSP/アドネットワークについて

ウェブ上には、数え切れない程のサイト(メディア)が存在し、広告主側で把握/ 指定して広告配信することは現実的でなく非効率です。

そこで活躍するのが、DSP(Demand-Side Platform)やアドネットワークといった、1つの広告管理画面から一括して数多くのサイト(メディア)へ広告配信ができるシステムとなります。

広告主は、この管理画面からターゲット「年齢/ 地域/性別/趣味趣向(設定できる項目はDSP/アドネットワークにより異なる)」や配信メディア「ビジネス系/スポーツ系/エンタメ系 など(設定出来る項目はDSP/アドネットワークにより異なる)」を指定し、予算/入札※価格を設定します。

更に、DMP※と接続することにより、確実なターゲティング配信が可能となっています(その他にも天気予報やユーザーの位置情報なども利用可能)。

配信後は、広告管理画面上で広告費用対効果を確認しながら予算、入札、ターゲット、配信メディアなどを調整していきます。

これにより、広告主はウェブ上の幅広いユーザーに設定した条件で、効率的に広告配信することができます。また、メディア側もサイト内の広告枠を効率的に販売することができ、デジタル広告業界にとって重要なツールとなっております。

※入 札:表示/クリックに幾らまで広告費を投下出来るかを設定。
    入札価格が高い広告主の広告が優先的に配信される。
※DMP:様々なデータを蓄積しているプラットフォーム(会員情報など)
    これらのデータとDSPをつなぎ合わせることで、より確実なターゲティング配信が可能。

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