ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区、濱村聖一社長)は4月から、法定相続額と財産の分配比率を変えた場合の相続額を計算する相続診断シミュレーションツールを展開する。インターネット接続によるASP上で作動するソフトで、商品名は「アセット・ドクター・エクスプレス・ADEX」。
ワンポイントアドバイス機能として、土地活用別の相続税低減額比較や、小規模宅地の特例、広大地補正を活用した場合の相続税軽減額の算出など相続税対策のポイントを説明するための計算ツールも利用できる。
同社では、相続増税を控え、相続資産の中でも大きな割合を占め相続税額を大きく左右する不動産は対策が重要になってくるとの判断から開発に着手したという。
初期特別月額利用料は定価2万円(1ユーザーID当たり)。ハイアークラブ会員は無料で使用可能。初年度1000ユーザーを目指す。