日刊木材新聞-平成27年1月14日(水)

「利回りで負けなし」地主、入居者、建設会社の3者にメリット 光正工務店

光正工務店(川崎市、飯尾光正社長)は、RC造から新築木造、リフォームまでを手掛ける地域建設会社で06年に戸建て賃貸住宅「ユニキューブ」の販売を始めた。RC造、木造アパートなども手掛けたものの、採算的にあまり良くないことから商品を探すなかで、ハイアス・アンド・カンパニーが手掛けていた「ウィルスタイル」という戸建て賃貸住宅の供給の仕組み取り組むことになった。

飯尾社長が地元出身で地域の人脈があり、地主層とも付き合いがあるため、50~60坪くらいの駅から離れて駐車場にしても埋まらない土地を有効活用する手段として戸建て賃貸を提案した。1棟建てたところ顧客の地主層から喜ばれ、リピート受注が入るようになった。

戸建て賃貸住宅というニッチな市場だが、子育て層など戸建てに住みたいというニーズがある一方で供給は極めて少ないこと、建築費が安く利回りが良い、入居率が良く、すぐに入居者が埋まるなど地主、不動産会社そして建設する同社にとっても工期が短く回転率の高い商品として取り組みやすいものだった。

2006年から累計で60棟を供給、現在も空室はなく、家賃も川崎地区での14万3800円が平均と高くとれ、法人契約も多いという。地主層だけでなく、不動産会社からの紹介もあり、その場合は建設後に管理をその不動産会社に依頼することで、さらに関係が強くなる傾向もある。

ウィルスタイルのユニキューブは断熱材のデコスドライ工法を採用し、省エネ性能が高く、コストも安いことで「工事費で利回りは15%くらいいくので、利回りで負けることはない」と営業部の田中氏は話している。

相続税関係で今後も戸建て賃貸を建てたいという要望は増えてきそうで、相続時の財産分与が戸建て賃貸は明確に分割できることもメリットに挙げている。

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