住宅産業新聞-平成29年12月21日(木)

楽天とハイアスが業務提携
民泊向け戸建型施設供給 来年2月から販売開始へ

楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY(東京都千代田区、太田宗克社長、以下楽天)と経営コンサルティング会社のハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区、濵村聖一社長、以下ハイアス)は15日、民泊向け戸建型宿泊施設の供給において業務提携したことを発表した。

楽天は民泊・簡易宿泊所向けのブランディングと運用代行サービスを行う「Rakuten STAY」について11月29日から法人向けサービスの提供を開始。個人向けについても来年1月をメドにスタートする。今回、戸建てタイプの宿泊施設として「Rakuten STAY HOUSE」を展開することで、民泊向け戸建型宿泊施設の供給を図っていく。

今回の提携により、「Rakuten STAY HOUSE」とハイアスが運営する高性能デザイナー住宅「WILL STYLE」のコラボレーションによる戸建型宿泊施設ブランド「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」を共同で開発する。

新ブランドは、「WILL STYLE」の主力商品である「ユニキューブ」のデザインを適用。断熱性や防音性能に優れており、低価格で快適な宿泊空間を演出する。

両社が共同開発する宿泊施設は、来年2月からハイアスのパートナー企業を通して販売される予定であり、今後はさらにラインアップを展開していく考えだ。

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