ハイアス・アンド・カンパニーは、各商圏にあわせた物件情報収集プログラムシステム「エージェント・マスター・サービス」をリニューアルする。
その日の朝までにインターネット上で公開、更新された土地・建物情報を収集、更新、整理する営業支援システム。作業効率を向上させ、土地を持たないエンドユーザーに効果的な営業活動ができるとしている。
不動産会社向けの導入検討セミナーを6月4日東京、6日名古屋、7日博多と大阪で開催する。
開始は各会場午前10時からで、大阪のみ午後4時。
2013年6月3日 月曜日 14:11
ハイアス・アンド・カンパニーとH&Cソリューションは、安成工務店と提携して展開している戸建賃貸ネットワーク「ウィルスタイル」の主力商品「ユニキューブ」を刷新した。
同商品は、セルロースファイバー断熱材を標準採用した戸建賃貸。ユニットバスやトイレなどの設備をグレードアップし、仕様を変更して室内のグレード感も高めた。
資材調達については、これまでにユニキューブでは対応していなかった独自のウェブ受注システム「UDON」も導入。メーカーに直接部材発注できるため、中間コストを節約できる。
ウィルスタイルは、戸建ての「ユニキューブ」、メゾネットの「エコパティオ」をコア商品として展開。全国の工務店や不動産会社いに営業・施工ノウハウを提供している。
4月末時点で257社が加盟し、累計施工棟数は2442棟。
2013年6月3日 月曜日 14:09
変動型で借りた人の処方箋
「住宅ローンを変動金利型で組んだけれど、アベノミクスの影響で金利上昇が心配。今すぐ固定に切り替えるべきか」。昨年度には民間ローンの新規利用者の半数が、近年1%前後で推移している変動型(住宅金融支援機構調べ)を選択した。金利上昇リスクへの処方箋を、不動産コンサルティング会社ハイアス・アンド・カンパニー(東京)の川瀬太志さんに聞いた。
「『金利が上がりだしたら、固定に切り替えればいい』とよく耳にすると思いますが、実際には、将来必ず変動金利を上回っていくと確信できない限り、切り替えの意思決定ができる人はほとんどいません」と川瀬さんは語る。
理由は、固定金利は通常、変動金利より高く、また、変動金利が上がったときには既に固定金利は上がっていて、固定に切り替えると、毎月の返済額がアップしてしまうからだ。変動金利は日銀の政策金利の影響を受け、固定金利は10年物国債など長期金利の影響を受けて決まる。
「金利がいつ、どれだけ上がるかは誰にも分かりません。ただ、政府・日銀が物価上昇率2%達成まで金融緩和政策を続ける決意ですから、変動金利が今すぐ2%、3%に上がるとは考えにくい。固定への切り替えの時期の判断が難しいなら、金利が上昇したときのために備えることが大切です。
2013年6月2日 日曜日 17:25